churaroom’s blog

日常感じている事時々意識のお話

実は心理学ってあまり好きではありません。

10年以上前の話。

 

大学卒業し上京してきた私は、

夜の仕事しながら心理系の大学に入る為に勉強をしていました。

 

 

心理学の勉強をしていて私の注意を特に引いたのは

『オペラント条件づけ』と『古典的条件づけ』と言われる

『罰』と『報酬』を結びつけた『強化』の話でした。

 

 

もし人の行動心理に興味がある方は、

『オペラント条件づけ』と『古典的条件づけ』を理解すれば

ほとんどのことは説明出来ると私は思うので、

調べてみることをオススメします。

 

 

私はこの条件づけを忘れっぽいスタッフに試してみました。

当時の仕事はいわゆる水商売のウェイター。

出勤したら今日の出勤している女の子の情報を書いた紙をもらいます。

 

 

まず私がしたことは、

自分の両手をスリスリとします。

 

「なに?」

 

と聞かれたら紙が欲しいことを伝え、

紙を頂いたら、

 

 「ありがとうございます」と言います。

 

 

これを繰り返したらどうなると思いますか?

 

 

1週間後には忘れっぽいスタッフも、

両手をスリスリしたら紙を出すようになり、

2週間後には私の顔を見ると紙を渡すようになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さてこの話を聞いてみてあなたはどう思いましたか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は正直恐いと思いました。

 

 

何故なら、

私がしたことは一種の人体実験であり、

しかも上手くいったんです。

 

 

『人体実験』は言い過ぎかもしれませんが、

当時の私にはそのようにしか捉えられませんでした。

 

 

そこから急激に心理学や方法論などに興味がなくなりました。

 

 

その2、3年後に意識を探求するワークショップを受講し、

現在に至るのですが、

未だに好きになれません。

 

 

その理由は、

 

自分の思い通りに人をコントロールするよりも、

その人の可能性を拡げてあげることのほうが私は好きだからです。

 

 

『目の前の人のトラウマや感情を解放してあげたい』

 

 

そう心から思うのです。 

 

 

 ※心理学を学ぶ目的は人それぞれです。どうか使い方を間違えないように、、、

churasan.wixsite.com