churaroom’s blog

日常感じている事時々意識のお話

3本108円の魚肉ソーセージ

アメリカで自己開発プログラムを受講し帰国したある日の事。
私は百円ローソンで買い物をしていた。


当時の私は、
健康で病気などあまりせず、
身体に気を使うことがなかったので、
好き勝手に食べたいものを食べていた。


と言うよりも、
お金がなかったので、
お腹が満たされれば、
食べ物なんてなんでもよかった。


魚肉ソーセージは、

「手っ取り早く安く簡単にお腹を満たす」
役割に適した食べ物だった。


その日も何気なく
カゴに魚肉ソーセージを入れようとした時、
ふと頭に言葉が囁く・・・

 「それって本当に必要なもの?」
魚肉ソーセージを入れる手を止めて、
心と会話をする。


 「必要じゃない?」

 「うん確かに必要だけど、何か違うんだよね。」 

頭ではそう言っているが、
心はそう感じていない。


頭で考える事と、
心で感じている事は、
対立することがある。


必ずしも心と頭は一致しないものである。

そういう時私は
頭で考えることより、
心で感じている事をなるべく優先するようにしている。


私は考える事をやめて、
心が感じるままに買い物をしてみた。


手に取ったのは、
グレープフルーツやオレンジ、
バナナといった果物が中心だった。


アメリカで自己探求に没頭している時は、
不思議といつもよりお腹が空かない。


ホテル住まいで調理ができず、
お米が気軽に食べられない環境というのもあるが、
フルーツや、ヨーグルトをよく食べている。


それの名残りなのかもしれないが、
その日から保存用に魚肉ソーセージを置いているが、
食べることがほとんどなくなった。


 「食べたい」

という欲求は一体どこから来ているのだろうか?


ただ一つわかった事は、
頭を満たしても必ずしも心は満たされると限らないが、
心を満たせば頭も同時に満たされることが多いという事。


あなたは、心と頭どっちを満たしていますか?

是非自分に問いかけてみて欲しいと願う。