churaroom’s blog

日常感じている事時々意識のお話

静寂

こんばんは!オンラインカウンセラーのちゅらです。
本日のテーマは「静寂」です。
先日山を登った時に感じたことを記事にしています。
どうぞ宜しくお願いします😌


特に乗り気でもなく、


 「友達に誘われた」


ただそれだけの理由で、
山を登り始める。


始めはここは安全かどうか、
注意しながら歩き出す。


知らず知らずのうちに、
右足に重心が乗っていて
ふくらはぎが張ってくる。


その場所は、
左を見ればがけで、
下には川が流れている。


 「ここで足を踏み外したらどうなるんだろう?」
 「落ちたらどうしよう・・・」


心は知らず知らずの内に、
恐怖に支配されそうになっていく。


落ちる恐怖から
無意識に身体が逃げて、
より一層右足に体重がかかっていく。


「大丈夫!」
と心に言い聞かせながら、
一歩一歩注意深く、
確実に進んでいく。


2時間半登りやっと頂上にたどり着く。

そこから見下ろす景色は
残念ながら、
あまり綺麗ではない・・・


頂上でおにぎりとパンを食べ、
下山する。


登っている時に遭遇した
トレッキングをやっている人の真似をする。


重心を高くし、
リズムよく、
足早に降りていく。


なんだか身体が軽い!


そう思っていたが、
だんだんと、
ふとももが張り出してくる。


下るのが辛くなってきた。
下山は登山時とは別ルートで、
登山時より急勾配だった。


疲労が蓄積されてきて、
身体が重くなってくる。


「あれ?」

ふと気がついたら、
下を見るのが怖くなくなっている。


身体とは裏腹に、
心に余裕が生まれてくる。


ふと立ち止まり、
後ろを眺めると、
そこには静寂があった。


心も頭も静かで、
感覚が研ぎ澄まされ、
眺めているだけで、
ワクワクする。


過去の事を振り返らず、
未来の事に不安を感じないで、



 「私は今ここにいる」



この感覚が私は好きだ。


登山の楽しみ方は
人それぞれだけど、


私はこの感覚を求めて、
また山に登りたいと、
思うのかもしれない。

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