churaroom’s blog

日常感じている事時々意識のお話

私の仕事の在り方

「この辺もうちょっと強く」

 

「ここは弱めが良いです」

 

 

呼吸が深くなっていくのを感じていく。

 

 

「すみませんね要望が多くて。」

 

「いえいえ、言ってもらえる方が助かります。」

 

 

(昔の自分だったらイライラしてるようなお客さんだなぁ〜)

 

内心そう思いながらもマッサージを続ける。

 

施術が終わりスッキリした様子で「またお願いします」と言って帰っていく。

 

達成感と共に自分がやりたかった施術が出来たと思った。

 

 

強さの要望を言うことに躊躇するお客さんもいて、

 

常に腰が低く申し訳なさそうな態度を取っていた。

 

横柄な態度を取るよりかは良いと思いますが、

余りにも腰が低すぎたので、

 

思わず

 

  「せっかくお金を払っているのに気を使わないで下さい」

 

と言ってしまったこともあります。

 

その時は

 

「ほんとですよね」

 

と納得してもらえました。

 

 

どっちか一方通行の関係よりも、

お互い協力して成果を出していきたいと常々思っています。

 

 

マッサージの仕事だけでなく、

カウンセリングの仕事でもそれを実践していけたらなぁ〜っと思います。

 

 

「私が解決してあげる!」

 

ではなく、

 

「一緒に協力して解決していきましょう!」

 

って具合に。

 

誰かに指摘されて気がつくんじゃなく、

自分で気づけるようにサポートをする。

 

 

自己に気づくというのは

一種の宝物だと私は思います。

 

他人に指摘されて気がついても宝物を横取りされたように私は感じます。

 

ただ、時には根気強さも必要です。

 

早く楽になりたいと、

急ぐ気持ちもわかりますが、

 

長年悩み続けていたものはそう簡単には解決できない事が多いです。

 

解決する鍵は常に自分で所持しています。

 

『扉の鍵を持っているのはあなただけです』

 

私は扉の前まで連れて行き、

あなたが扉の鍵を開けるまでサポートを致します。

 

それが私の役目であり、

私がカウンセリングをする時に大切にしている思いです。